| 精麦 |
麦飯用として、押し麦、白麦及び米粒麦が市販されています。(参照) |
| 押麦 |
原料(皮麦、裸麦、場合により二条種)を精白し、蒸気で加熱、ローラーで圧扁したものです。
真ん中に「ふんどし」と呼ばれる黒条のあるのが特徴です。押麦は麦飯用として利用しますが、沖縄には「あまがし」とよび、押麦と豆(ウズラマメ・アズキ・リョクトウなど)を炊き、黒砂糖で味つけした端午の節句につくられる行事食品もあります。 |
| 白麦 |
原料麦を精白する過程で黒条に沿って二つに切断し、加熱圧扁したものです。
麦飯の外観・舌触りが米飯に似ています。 |
| 米粒麦 |
圧扁しない白麦です。
精米と比重がほぼ同じなので炊飯の際に麦が浮き上がらない特徴があります。 |
| 麦こがし |
原穀を煎って粉にしたもので、香煎、はったい粉、いり粉とも呼ばれます。原料は関東では皮麦、関西では裸麦を使っています。
麦こがしを原料とした和菓子に麦落雁があります。 |
| 麦茶 |
大麦を炒ったもので、原料は主に皮麦が用いられます。 |
| 大麦麺 |
江戸時代には麦切りと呼ばれる大麦麺が見られましたが、最近では乾麺が市販されています。
大麦粉に小麦粉をつなぎとした麺で、独特の食感があります。 |
| 発酵食品 |
大麦を原料とした発酵食品には、精白粒を用いた田舎味噌とも呼ばれる麦味噌、金山寺(径山寺)味噌、麦焼酎などの伝統食品と二条種の麦芽を用いたビール・ウイスキーがあります。 |